ひとりで行きたいお店(番外編) ひとりちょい飲みデビューの強い味方『ちょい飲み手帖』

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2025年3月13日(木)

先日、待ちに待った『ちょい飲み手帖2 仙台市中心部』が発売されたので、早速、購入。

昨日、今期3回目のちょい飲みを決行した。

もちろん、ひとり飲み。

なんと、寿司店の親方は、KAWASAKIのバイク乗りらしいことを、帰り際のほんのちょっとの会話で知った。

こんな出会いもあるから、また楽しい。

『ちょい飲み手帖』って何?

掲載されている市内の飲み屋さんに、この手帖(冊子)を持って行くと、「ちょい飲みセット」がひとり1セット1,100円(3回まで)で楽しめるという企画だ。

ちょい飲みするにはいくつかのルールがあって、まず『ちょい飲み手帖』をひとり1冊持参する必要がある。

ひとり飲みに限られているわけではないので、全員手帳を持っていれば何人でも可。

とはいえ、ひとり飲みを気軽に楽しむ人が多いように感じている。

なぜならば、手帳を持って行くと、初めてのお店にひとりでも入りやすいからだ。

もう1つのルールは、飲んで食べたら長居せず速やかに店を出るというルールだ。

お喋りして、まったり長居していると叱られることもある。(前回、隣席のちょい飲み男性と話が弾み、叱られて店を出た(笑))

一般客で混みあってきたら、速やかに店を出なければいけない。もちろん、混雑時にはお店に入れないことだってある。

だから、グループや仲良しの飲み会には不向きなのだ。

ひとりひっそり、ササっと飲んで食べて、お店の観察をして、ほんの短い時間を存分に楽しむ、ひとりでなければできない芸当だ。

手帳をバッグに忍ばせて、今夜はどの店へ行こうかと考えるだけで、1日中楽しい気持ちで過ごすことができる。

夕方になって、いざ、お店へ向かう時のドキドキわくわく感はたまらない。

そして、開店時間早々に、今まで縁の無かった飲み屋さんの扉を勇気を出して開けてみる。

「あの、ちょい飲みできますか?」

これが、ちょい飲みの合言葉。

ひとりだと、たいていカウンターの隅っこなどに座ることになる。

ほどなくしてセットのお酒とつまみが出てくる。

「いただきます」

「あの・・・写真撮っていいですか?」

これが、ふたつめの合言葉。(私が勝手に決めている)

記念の写真を撮って、ちびちび飲んでちびちび食べて、ああ、至福。

なんで、こんなに幸せなんだろう。

少し気持ちに余裕が出てきたら、お店の中やお店の人をチラと観察。

空いている時、お店の人のタイプによっては会話もあるが、大抵はひとり静かに過ごすことが多い。

店の雰囲気、店員さん、つまみ、気に入ったら、また来ようと心に留める。

そのうち、ひとり、またひとり、2人連れなど、ちょい飲み族が増えてくる。

ああ、あなたもですか、と心の中で言ってみる。

だいたい20分~30分過ごして、静かに席を立つ。

私は決して飲兵衛ではない。

お酒や飲み屋の雰囲気はとても好きだが、旅先で食事をする店が無い場合しか、飲み屋にひとりで入ったことはない。

賑やかな飲み屋の中で浮いてしまったらつまらないし、ひとりである事を持て余して間が持たない。

前回は、書店に並ぶ『ちょい飲み手帖』が気になって、3度くらい買わずに眺めて4度目に思い切って購入。

おそるおそる10店舗くらいちょい飲みするうちに、すっかりその楽しさにはまり込んでしまった。

生活費もぎりぎりなので、頻繁に行くことはできないのだが、1回1,100円でドキドキわくわく、至福の時間を過ごせるちょい飲みに夢中だ。

『ちょい飲み手帖2 仙台市中心部』の有効期間は、2025年6月30日まで。

ひとり飲みしたいけど、なかなか勇気が出なくて・・・

そんなおひとり様には、うってつけのひとり飲みデビュー最強ツールだと、私は思う。

わくわく、ドキドキ、勇気、初めてのお店、美味しいお酒、美味しいつまみ、安い、お得、ひょんな出遭い、にやにやほろ酔いで歩く帰り道、その他諸々、脳と喉とお腹と心と魂と、いろんな部分を刺激して、思った以上に楽しませてくれる素晴らしい体験が待っている。

ちなみに、この文章は手帳を宣伝するためのものではありません。単なる、わたし個人の「推し」ってやつです。

おひとり様よ、ちょい飲み手帖を持って街へ出よう!

どこかのお店で逢いましょう

(情報)
『ちょい飲み手帖2 仙台市中心部』
発行:仙台放送
発売:プレスアート
価格:1320円(税込)
※書店、コンビニ、各お店などで購入可

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