2022年5月24日（火）
能登の千里浜へ行った。千里浜海岸は車やオートバイで砂浜を走れる希少な海岸だ。そこには能登千里浜レストハウスがある。
そしてまた、能登千里浜レストハウス前は、SSTRというオートバイラリーのゴールが設置される場所でもある。
SSTRとは、日の出と同時に任意の太平洋側の海沿いからスタートして、日の入りまでに千里浜にゴールするというオートバイのラリーだ。
ロマンティックなラリーに参加するライダーたちに手を振ってみたくて、開催時期にはるばる行ってみたのだ。
千里浜は石川県羽咋市にある。徒歩で行った私は、街を何往復もしたのだが、とても静かな街だった。
飲食店も何軒かあるようだったが、下調べをしていなかったので「能登千里浜レストハウス」と「道の駅 のと千里浜」で食事をとった（下の写真2枚は道の駅）
どちらも開放感があり、気楽に過ごせる空間だ。特に、海岸にある能登千里浜レストハウスは海岸を見渡せるお洒落な建物だ。食堂の中は、意外にも気取らない雰囲気で居心地が良かった。
心惹かれたメニューは、のどぐろ釜めしと浜焼き5点盛りだったが、空腹ではなかったため、なぎさうどんにした。貝の乗ったうどんは、いい出汁が出ていてとても美味しかった。
窓際なら海が見える。残念ながら席は埋まっていて、窓から海と空が少し見えるだけ。明日こそ窓際で食事をしようと決めた。
食後にカフェでコーヒーを買い、テラスで飲んだ。なんだ、この開放感は。全面の海と青空と、風に吹かれて陽光を浴びる。最高じゃないか。
その日は、日の入りまで待たずに宿へ。翌日は、SNS繋がりの女性ライダーを出迎えるために、ゴール付近でスタンバイ。
彼女に手を振ってから、ゆっくり浜焼きを食べようと目論んでいたが、閉店時間が思った以上に早くてありつけなかった。再訪するしかあるまい。
どんな季節でも楽しめそうな千里浜だが、SSTRが開催される時期は街も道もたくさんのオートバイ乗りで賑わう。その特別な時期の雰囲気を楽しみに行くのもわるくない。
ちなみに、羽咋へは夜行バスとJRで行ったのだが、JR羽咋駅から能登千里浜レストハウスまでは、歩いて20分超で行ける。街の雰囲気も感じながらのんびり歩いて行くといい。
オートバイで行くなら最高の場所だろう。
〈場所の情報〉
能登千里浜レストハウス
〒925-0054 石川県羽咋市千里浜町タ４−１
〈補足情報〉
SSTR
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