ひとりで行きたい風景の見えるカフェ 仙台市 誉れ庵

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誉れ庵玄関
2022年11月28日(月)

仙台市太白区のお寺カフェ、誉れ庵(ほまれあん)に行ってきた。営業は日曜日だけかと思っていたら、今年から毎日営業されているそうだ。(日曜は特別メニューあり)

参道入口
紅葉の参道の階段を上ろうとしたら、白黒の猫がわらわらと2匹降りてきてこちらを見ている。お出迎えだろうか。階段を上っていくとお堂の中がキラキラと輝いていた。
白黒猫のお出迎え
子育て観音の前の猫
本堂
いつも通りお参りを済ませ、お堂の並びのカフェへ向かう。暖かい出迎えと、住職さんらしきお方の接待で無料のお茶をいただき、息災コーヒーを注文した。

暖かくほっこりとした喫茶室。たまたまラッキーなことに、テーブル2つだけの窓際の席が空いたところに通していただいた。

息災コーヒー

窓際の風景

窓の外の紅葉とその先に見える仙台市街をぼんやりと見ていたら、ほろりと涙がこぼれた。何が悲しくて泣けてきたわけではない。なんだか気持ちが温かくほぐれたというのか、そんな感じだった。


席を立つと、ちょうど本堂が御開帳されいていることを教えて頂き、虚空蔵さまを間近で拝観させていただいた。
虚空蔵菩薩
灯明
時を同じくして堂内にいらした女性が、ふと一言呟かれ、どうしました?と声をかけると、お不動様がいらっしゃるのですと言われる。

厨子の横の影の方に、たしかに赤い炎の彫り物が見えた。近寄るとお不動様の目が輝いていた。
不動明王
灯明を灯し、手を合わせ、仏さまを見ていると、また涙がほろりとこぼれ落ちた。私は何かを抱えていたのだろうか。心の中に。


キラキラと輝くお堂を後に、満たされた温かい気持ちで参道の階段を下りた。


本尊 虚空蔵菩薩御開帳は、令和4年年末まで。あとは11年後とのことだそうだ。生きているかな、私・・・
境内から見る仙台市街
紅葉の大木



★お店情報★
虚空蔵尊 誉れ庵(ほまれあん)※曹洞宗 虚空蔵山 大満寺境内
仙台市太白区向山4丁目4‐1
https://www.kokuzouson.org/pdf/homarean.pdf
https://www.daimanji.or.jp/index.html

 

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